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2018年6月3日〜2018年6月9日


6月3日(日) 【▼ぐりぐらメモ/2018年6月3日】
 楽しそうな演奏会が各地であったのだけど、このところ、出るのが続いているし、昨日の頭士奈生樹さんのライヴで、力尽きていたこともあり、本日休耳ということに。昼に買い物に出た格好のまま、気が向いたら近場に出かけようという思いもあったのだけど、結局出なかった。布団を干したり、あれこれ聞いたり読んだり。映画にでも行けばよいのだけど。ライヴを聞きに行くとき、会場の近くに映画館があり、そこで見たいと思っている映画が15時から17時半くらいの回でやってくれていたらいいのに、とよく思う。ムシがいいにも程があるけれど。

 新崎純とナイン・シーブス『かじゃでぃ風節』については、盤にも特に解説らしきものは添付されておらず、宣伝ハガキをもらってくるのを忘れたことを後悔していたのだけど、テレビ出演時に演奏している様子が回ってきて、どうやらテレビ出演時の演奏をレコード化したものが今回のシングルらしいとわかった。テレビ番組への出演については、新崎氏(1936年生まれとのこと)がブログに書かれていた。
▼新崎純のブッ飛び人生 2006年09月15日「超豪華な顔ぶれで古典と民謡とジャズ」
http://kemix.ti-da.net/e1019001.html

 新崎氏のブログによると、OTVの番組『水曜劇場 民謡で〜びる』からの依頼で、民謡をアレンジして比較する試みを行った折の1曲が「かじゃでぃ風節」だった。番組では、「かぎやで風節」と表示されているけれど、「かぎやで」と書いて「かじゃでぃ」と発音するらしい。バンドと共演している三線と謡は、照喜名朝一、田港保弘、座安清規、金城政二、比嘉真三の各氏。ナイン・シープスのメンバーには詳しくは触れられていないけれど、ソプラノサックスはテリー重田さんとある。

 番組では、「かじゃでぃ風節」の他、「汗水節」「メデタイ節」「デンスナー節」を編曲、演奏したとあり、それは聞いてみたい…と思ったのも束の間、「かじゃでぃ風節」の映像をアップされているひとのラインナップを見たら、残りの3曲もありました。ありがたし。残りの3曲では、現沖縄アクターズスクールの校長、マキノ正幸氏が、新垣美智子さんとともにヴォーカルをとっている。「デンスナー節」のアレンジも面白いけれど、レコード化は難しいのかな。

 「かじゃでぃ風節」は確かに "PET SOUNDS" を思わせるけれど、他にもなにかふわっと思い出させるものがあって、なんやろと思い出し中。ひとつは、キリング・タイムの「日没」だろうと思う。三味線との組み合わせということで、そのまんますぎるけれど。あと、歌のある曲が思い浮かんでいるのだけど、なんやったかなー。うーん。

6月4日(月)
[一回休み]
6月5日(火)
[一回休み]
6月6日(水)
[一回休み]
6月7日(木)
[一回休み]
6月8日(金)
[一回休み]
6月9日(土) 【▼ぐりぐらメモ/2018年6月9日】
 先週の土曜日に髪を切ったことを書き忘れていた。書き忘れていても、誰が困る訳でもないのだけど、切る理由が「髪が伸びたから」ではなく「天パーで制御できなくなったから」で、その間隔が、つまり、制御できなくなる長さがどんどん短くなっているように感じている。遺憾である。という訳で、髪を切った日を記録しておいて、間隔を確かめたい、と。

 髪を切ってもらっている間、店ではAMラジオがかかっているのだけど、ひさしぶりに聞いた「スピードラーニング」のCMで、「デッキさえあれば」と言っていた。それは今や結構なハードルなのでは。配信型もやってるかもしれないし、いまでもCDが聞ける装置を持っている(以前はカセットテープもそうだった)高齢者に向けたものなのかもしれないけれど。

 月曜日、NHK朝の連続テレビ小説『半分、青い』で、主人公の幼なじみが指一本だけ、「彼女」にマニキュアを塗られる場面があった。あー、あったなー、これはあるあるやったんかなー、なんて呑気に回想していたら、この左手薬指だけのマニキュアをめぐって一週間ひっぱり、今日の回ではついに修羅場に。月曜日の時点で、一緒に見ていた老母に、身に覚えがあることをうっかり洩らさないでよかった。先方の名誉のために書いておくと、面白がってただけで、マーキングではなかった(と思う)し、もちろん修羅場もなかった。どの指だったかは…忘れた。いまとちがって、スマートフォンもカメラ付き携帯電話もデジタルカメラも出現する前の話なので、軽い気持ちで記念に撮っておくこともなく。

 木曜日、マシュー・スウィートの初期作品集『TO UNDERSTAND - The Early Recordings of Matthew Sweet』が届いた。。2002年発売だけど全然知らなかった。93年の甘酸っぱくて弱っちい第2作『EARTH』は大好きなアルバムなのだけど、久しく廃盤のようだしDX版も出ないと寂しく思っていたので、DX版のディスク2代わりによいかな、と。ソロデビュー前のバンド、ザ・バズ・オブ・ディライト、参加したゴールデン・パロミノス、1枚目『INSIDE』、2枚目『EARTH』からのセレクションに加えて、『EARTH』からのプロモEPにのみ収録されたアルバム未収録曲(デモ)がまとめられている。『EARTH』からの選曲も、よく聞く曲ばかりでうれしい。

 今週は、まあまあ予定どおりに作業は進んだのだけど、キリのいいところで片付きそうで片付かず、寄り道が果たせなかった。代わりに通勤路上の書店を片っ端から。つい「ツイ映えするかも」と普段のわたしに無縁の、料理、ソーイング、おしゃれについての気になっている本をまとめて買おうと思っていたら、なかなか揃わなくて。結局、今日、居住市中心部の大書店で。有元葉子『レシピを見ないで作れるようになりましょう。』、トミヤマユキコ『40歳までにオシャレになりたい!』、伊藤尚美『ATELIER to nani IROのソーイングクローゼット』。ソーイングの本は…趣味の谷口蘭さん本集めです。最初の2冊を探していたら、表紙の谷口さんに目が留まって。

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2018 Kijima, Hebon-shiki