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2017年10月15日〜2017年10月21日


10月15日(日) 【▼ぐりぐらメモ/2017年10月15日】
 先週、元・立誠小学校でのレコード市で見つけたザ・ロスト・ジョッキーのEP "Professor Slack/Rise & Fall/Animal Behaviour & Crude Din"。盤を見ながら、聞いていて、ん?…ん?となった。ラベルでは、
A Professor Slack (Schaun Tozer)
---
B1 Animal Behaviour (Andrew Poppy)
B2 Crude Din (Andrew Poppy)
B3 Rise & Fall (John Barker)
となっている。しかし。聞いてみると、A面にはZTT風のダンスポップ、ミニマリズム曲の2曲。B面は長いミニマリズム曲1曲。A面とB面のラベルを貼り間違えているのか。カバー表の表記 "Professor Slack/Rise & Fall/Animal Behaviour & Crude Din" からすると、"Animal Behaviour" と "Crude Din" を分けているのは誤記だろう。となると、実際には
A1 Animal Behaviour & Crude Din 
A2 Rise & Fall
---
B Professor Slack
となるのか。全編インストゥルメンタルなので、曲と題名のつながりがにわかにはわからない。この12吋は再発盤なのだけど、オリジナルの10吋はDiscogsによると、
A Professor Slack 8:41
---
B1 Rise & Fall 5:14
B2 Animal Behaviour & Crude Din 4:44
となっている。AB面が逆、な上に、2曲面の順番も違うということか。所要時間を計ってみたら、1曲目が4:44、2曲目が5:14なので、確かに、"Animal Behaviour & Crude Din"、"Rise & Fall" の順になっているようだ。しかし。DiscogsのBattersea盤のページには、誤記があるとしながらも、正しくは
A1 Professor Slack
A2 Rise & Fall
---
B Animal Behaviour & Crude Din
としている。A1とBが逆になっている。ち・が・う・だ・ろー(続けて「ちがうだろっ」と短く添えたい)。なんやねんな、もー。
A Professor Slack (Schaun Tozer) 8:41
---
B1 Animal Behaviour & Crude Din (Andrew Poppy) 4:44
B2 Rise & Fall (John Barker) 5:14
とするつもりが、AB面逆になってしまったということなのだと思う。それにしても、10吋のB面の2曲の順を入れ替えたのは何故かという疑問はあるのだけど。

 ザ・ロスト・ジョッキーについては、ジョン・フォックスの "METAMATIC" 等に参加しているジョン・バーカー、ZTTでの活動で知られるアンドリュー・ポピーらが居たグループということくらいしか知らなかったのだけど(12吋にも演奏者の記名なし)、作曲家オーランド・ゴフのウェブサイトにある記事によると、オーランド・ゴフ、ジョン・バーカーの2人を中心に、チャーリー・シーワード、ジェレミー・バーチャルが加わった4人で結成されたらしい。スティーヴ・ライヒやフィリップ・グラスの曲を演奏するグループとして総勢30人が参加したが、その中には作曲をする者も居て、そのオリジナル作品の演奏もするようになった、とある。ゴフのページに記されている参加メンバーは以下のとおり。

Charlie Seaward (flute), Roger Heaton, Jim Rae, Bob McKay, Rory Allam (clarinets), Andy Blake, Martin Ashwell (saxes), Simon Limbrick, Rick Bamford (percussion), Alan Belk, Jeremy Birchall, Mary Weigold, Sue Bickley, Frances Lynch, Elise Lorraine (voices), David Owen, Andrew Poppy, Schaun Tozer, Lucy Wilson, Glyn Perrin, OG (keyboards), Margaret Roseberry, Stephen Jones, Ross Lorraine, Eliet Mackrell (violins), Julia Eisner, Marina Acherson (violas), Tony Elmsley, Ingrid Perrin, Caroline Verney (cellos), John Lunn (bass), John Wesley Barker (flute, saxes, baton)
 アンドリュー・ポピーのウェブサイトにあげられている当時のチラシを見ると、初期のマイケル・ナイマン・バンドのコンサートを企画したりもしていたようだ。
▼ORLANDO GOUGH, COMPOSER > Past Projects > The Lost Jockey
http://www.orlandogough.com/the-lost-jockey
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