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2017年4月2日〜2017年4月8日


4月2日(日) 【▼ぐりぐらメモ/2017年4月2日】
 早めに出かけるつもりで、いつもの日曜日よりも前倒し進行で買い物に行ったり、洗濯したり。用事は概ね片付いて、そろそろと出かける準備を始めたところへ、母親より異変の報告あり。水回りで不具合が発生。前に頼んだところは休みのようで留守電を入れるも応答なし。しかたなく、電話帳で、市の相談窓口に電話して、紹介を受けることに。45分ほどの作業で復旧。後始末をして一段落ついたときには正午になっていた。

 彦根へ。乗り継ぎの関係で20分ほどの空白を含む2時間弱で到着。彦根に来るのは、2011年3月、愛知川に行った帰りに寄ってみて以来。そのときは城には寄らず、堀沿いに歩いて、琵琶湖まで行って帰ってきた。今回はそのときと方向がちがうので、付近を歩くことも楽しみにしていたのだけど、出遅れたので断念。すぐに目的地を目指すことに。

 「かえる目の切符拝見 in ひこね」の会場「ダンスホール紅花」は、旧色街で現在は呑み屋とビジネスホテルが並ぶ一角にあった。14時30分開場、15時開演だったのだけど、出るときのばたばたでチラシを持って出るのを忘れてしまい、14時30分しか頭になかった。近づくと音が聞こえてきたので、もう始まっている、と思ってドアを開けたら、まだリハーサル中だった。すみません。

 壁やカウンターの円いレイアウトがダンスホールを偲ばせる。外に貼られたチラシは、京都あたりの告知も含まれていたけれど、ここでも面白そうなひとたちが演奏しているみたい。長浜市「つるやパン」の「まるい食パンサンド」が売られていて、喫茶店のコーヒーといっしょに頼んだ。企画は、彦根市の古本屋「半月舎」ということで絵本も少し置かれていた。「半月舎」はいちど行ってみたいと思っているのだけど、なかなか機会がない。きょうも当然のことながら、店はお休みとのことだった。

 二部構成で、第一部は最新作『切符』収録曲から。これも年明けの散財散策で買っていながら、聞けないでいたもの。昨日の夜聞こうかとも思ったけど、いやいっそのこと予習なしでと聞かずに来た。キーボードベースを使ったヒップホップな曲など新機軸もあり。yumboの澁谷さんとの共作曲も1曲含まれている。第2部は「半月舎」の歌を含む滋賀の歌特集、カバー曲特集、そして親しまれている曲の新アレンジや新曲など。グランジなアレンジなどここでも試みと遊びが混じり合った力の抜けた演奏が聞けました。バイオリンの木下和重さんの雰囲気がえらく変わっていた気がするけれど、以前どうだったか覚えていないだけかもしれない。あんなに歌われてはいなかった、からだろうか。最後は「ピカピカ星人、応答せよ」。アンコールはリクエストを募って「とんかつ岬」。咄嗟にリクエストしたい曲のタイトルが出てこない(初老)のがうらめしい。

 「外」でのNRQのときは見かけなかった中尾勘二さんのシングルCD-R「物事が何か変?」c/w「国保組合員のみなさまへ」を購入。

 帰りは少しだけ来た道とは別の道をぶらぶらしながら駅まで戻った。駅前の店を覗いてみるつもりだったけど、改札の前を通ったら、なにやら人が並んでいて、どうやら事故発生でダイヤグラムに乱れが出ているらしい。しかも大阪まで先着するという各駅停車が到着する寸前だった。その次となると30分後とある。トイレにも行かずにホームに駆け下りた。彦根や近江八幡から乗ると、途中で美人と相席になることが多いような気がする、大学があるのかな、とたまには人並みなことも書いておく。自宅最寄駅(ふだんは利用していないJR駅)に着いたら、青色LEDで階段の昇り口をライトアップしていて、不思議なかんじだった。

4月3日(月)
[一回休み]
4月4日(火)
[一回休み]
4月5日(水) 【▼ぐりぐらメモ/2017年4月5日】
 この冬の、と言うか、もうすっかり春なのだが、最後の面倒なヤマの、担当分に目処が付いた。となると、うんうんと唸らないといけない長期課題に手をつけなければならないのだが。

 帰りに、家から少し離れた場所にあるコンビニに寄って、通販物の受け取り。そこに行くまでに、通勤のときとは別の道を自転車を走らせるのは、ちょっとした愉しみです。
 届いたのは、1970年の劇場版アニメーション映画 "A BOY NAMED CHARLIE BROWN" のサントラCD。LPは持っているのだけど、台詞を中心した映画を音だけで追体験するためのアルバムだった。ビデオデッキが普及し、DVDが流通するようになった今ではあまりありがたみがない。これまでCD化されていなかったのも無理ない…と、新譜情報を見たとき思ったのだけど、説明を読んでみると、LPのCD化ではなく、音楽を抜き出した新編集だった。限定千部のコレクター向けで、価格もそういうものなのだけど、レーベルのサイトを見に行くと、発売前なのにSOLD OUTと表示されていたので、ついダメ元でレコード店のサイトで注文を入れてしまった。のが、あっさり届いたのでした。

 通販到着物は、一昨日も。プリファブ・スプラウト "TWO WHEELS GOOD" のCD版。第2作 "STEVE McQUEEN" がアメリカで発売される際、実在の俳優の名前であることから使えず、改題されたことは当時から知られていたけれど、CDにボーナストラックが入っていることは知らなかった。渡辺亨さんの『プリファブ・スプラウトの音楽』を読んで、検索をかけてみたら、定額制配信に "TWO WHEELS GOOD" として存在していた。面白がって一時DLしたのだけど、それでもボーナストラックには気付かなかった。読みながら1曲1曲聞いたということもあるし、ひととおり聞いたあとはA面に当たる最初の6曲ばかり繰り返したもので。安田謙一さんが "He'll Have to Go" についてツイートされているのを読んで、ようやく、あ、と。で、そうなると、盤が欲しくなってしまった。定額制配信で聞けるのに。現在は、ボーナストラックなしの "STEVE McQUEEN" で流通していて、言うたら、廃盤ものなので、高いかなと思ったら、そんなことは全くなく、日本の中古盤店でも安く出ていた。売れていたのだな、と実感。

 プリファブ・スプラウトで最初にぐっと来たのは、その "STEVE McQUEEN"/"TWO WHEELS GOOD" 収録の "Bonny" だったと思う。ラジオで聞いて、いいなと思った。その番組では、再結成スクィーズの新曲として "Last Time Forever" もかかっていたので、1985年の夏頃だろうか。"Last Time Forever" にも感銘を受けたのでよく覚えている。
 "Bonny" は、その以降に耳にしていく彼らの楽曲に比べると、割とあっさりしていて、なんとなく自分の中で地味な曲扱いになっていったのだけど、改めて聞くと、わくわくさせられる瞬間がたくさんある。ネオアコとはちゃうな、というのは当時から感じていた。とは言え、残る印象はアコースティックなもの。渡辺さんの本で、トーマス・ドルビーのシンセサイザーを生かしたサウンドに触れられていることで、その点に注意しながら聞いてみて、改めて細かな工夫に気付いたくらい。2作目の "FROM LANGLEY PARK TO MEMPHIS" 収録の "Knock On Wood" は、彼らの曲の中でもとりわけ好きな曲のひとつで、エレクトロニクス全開のややこしい音と編曲なのだけど、それでも、シンセものの印象はない。曲そのものがネオアコやエレポップの、スタイルに影響されたものではないからだろう。

4月6日(木)
[一回休み]
4月7日(金)
[一回休み]
4月8日(土) 【▼ぐりぐらメモ/2017年4月5日】
 花見の予定だったけど、雨天のため、友人宅の集まりに。少しだけ、いつも花見する都島の公園を歩いてみたけど、決行してるひとたちの姿も。めでたい話続き。
 ちびっこ発案によるお絵描き大会。もう長いこと絵を描いていなかったとは言え、急にお題を与えられ、ミッフィーを描こうとしてモール少佐になったり、ドラミちゃんを描こうとしてレオになったりと、あまりにもあんまりなことに。がっくり。

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2017 Kijima, Hebon-shiki