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2016年12月18日〜2016年12月24日
12月18日(日) | 【▼ぐりぐらメモ/2016年12月18日】
午後から、伊丹の「みつづみ書房」での南陀楼綾繁さんのトークイベントに。美術館に行くたびに帰りに道を変えてうろうろしているのだけど、道路の反対側は行ってなかった。できれば偶然出くわしたかったな、と思える路地の一角にある古本屋さん。雑誌「ヒトハコ」発売記念ということで、一箱古本市やこの雑誌の着想や展開について聞く。「ヒトハコ」誌は、一箱古本市の活動から生まれているけれど、そのガイドブックのようなものであればムックでもいいところ、一箱ファン以外の読者を意識しているところもあり、でも創刊号ではどういう展開を目指しているのかまだ見えないところがあったので、そのあたりの話が聞ければ、と。箱ひとつ分の本を選んで売るということの表現や活動につながる可能性について話されました。「みつづみ書房」では一箱古本市を開催中で、出店されている方々の話を聞く場面も。 終わってから、「伊丹市立美術館」での小寺鳩甫展に。大正から昭和にかけて、「大阪パック」などで活動した画家・漫画家で、酒井七馬の師匠でもある。自作品の他、資料とするためとおぼしき切り抜きを集めたスクラップブックのコピーやお子さんの日々の成長を書き留めた絵日記が楽しかった。絵日記は成長記録の参考書になるんとちゃうかな。 伊丹市立美術館を出た時点でまだ16時半だったので、趣味の「知らないところを歩いてみる」をすることに。そのまま南に歩いて、「つかしん」に行き当った。「つかしん」は、西武が撤退、映画館がなくなってから行くことがなくなった。その後、一度だけ、仕事で近くに行ったときに、昼食を摂るために寄ったことがあるけど、寂しいかんじになっていた。ひょっとしてつぶれてるのではないかなんてことも思ったけれど、健在でした。アルプラザ(平和堂)やサイゼリヤ、マツモトキヨシ、ダイソー、無印良品といった店が並び、ショッピングモールとしてとても賑わっていた。当時も、よく考えてみれば、他にどんな店が入っていたかなんて覚えていないどころか気にしていなかったのだが。
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12月19日(月) |
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12月21日(水) |
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12月22日(木) |
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12月24日(土) | 【▼ぐりぐらメモ/2016年12月24日】
木曜日の仕事帰り、心斎橋「パンゲア」にLampのライヴ「SONG BOOK」を聞きに。そこまでに至る4日間は仕事が急に増えて、ばたばた、じたばたしていて、行けるのか?という綱渡りの状況だったのだけど、行けたから、よしとしよか。 Lampは、制作に重きを置いているグループなので、ライヴは稀にしか行われない。最新作の『ゆめ』は2014年2月発売だけど、その後の2年間、去年は作曲に、今年は録音に当てていたそう。そんな完璧主義者たちのナマ演奏がどんなかんじになるのか、曲や声がどんな表情とともにあるのか、楽しみにしていました。夕方から降り出した雨を、ひさしぶりに「ビッグステップ」館内を通り抜けたりして、できるだけ避けながら、「パンゲア」に到着すると、既に満員。椅子席はないので、どのみち壁際に立つことになっていたとは思うけど。 ステージには、前列左から、榊原香保里さん
(vo, fl)、永井祐介さん (vo, g)、染谷大陽さん (g)。後列左から、田中啓介さん
(b)、尾方伯郎さん (synth, perc)、佐々木俊之さん (ds)、鈴木潤さん (kbd)。1曲目から、たぶんまだ録音されていない曲。演奏面では榊原さんと永井さんが中心。ウェブログでは理知的な文章を書いていて、気難しいひとなのかなという印象の染谷さんが控えめなかんじなのが、意外でもあり、その後、交わされていたメンバー間のやりとりでも、二人に気圧されながら気を配っているという役割になっていたのが面白かった。フレンドリーなかんじと作品づくりへの真摯な姿勢がないまぜになっているところが好ましい。
終演後、物販に長蛇の列が。と思っていたら、3人によるサイン入りカレンダーの手渡しがあることが事前に告げられていた模様。わたしは、売り切れたらどうしようというせこい考えから、開演前に押さえてしまったのですが。デモ録音を収録した初期録音集『雨に花』と最初の4枚のアルバムから選曲されたコード譜本『SONG BOOK 2006-2007』を。コード譜は、弾けないだろうけど、どんな曲構成にしているのだろうという興味から。あとがきにも、そうしたことも想定していることが書かれていた。 金曜日は一日片付けと大掃除。きょうは大掃除の続きのあと、友人宅でのクリスマス会に。ちびっこが新たに加わって、その様子をにこにこしながら眺めつつ、おいしいものをたくさん食べた。クリスマスソングはジェイムズ・テイラー。出かける前に、吉上恭太さんのウェブログで、このアルバムについて書かれているのを読んでいたところだった。その後、ボブ・ディラン作品のカバーをいろいろ聞きながら、同年代の他のミュージシャンの作品をカバーしているのがええよなぁ、というような話に。 |
2016 Kijima, Hebon-shiki