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2016年9月25日〜2016年10月1日
9月25日(日) | 【▼ぐりぐらメモ/2016年9月25日】
金曜日の朝、仕事の材料が机の上にでんっと積み上げられていることを期待して、がらがらの(座れた!)電車に乗って仕事場に向かったのだけど、期待空しくというか案の定というか、材料は来ておらず、11時をまわった頃にやっと担当者が二割ほど持ってきて「残りは朝には」と言う。「朝」って、もう二時間も前から朝やんか。そうしたごまかしがあかんと思うで、と伝える。できなかったときの言い訳「から」考えて始めているようなところがあって、考えてもらおうとヒントを出したり指摘したりしても、執行猶予の口実になってしまうのが悩ましい。何も考えていない訳ではないということを示すために、ほんとうに聞きたいのではなさそうな質問をしてくるのも悩ましい。 土曜日は、夕方に戻らなあかん用事があったので、それまでの間、ちらっと西梅田に。店に行くときは、買うものを残しておこうと思うのだけど、わたしが買おうと思うものを置いてくれている店は限られていて、ここで買うか、他の店のために置いておくかの選択でいつも悩む。残しておいても、他の店にあるとは限らないし。という訳で、持ってなかったらここで買ったのにというものを前にして、意気消沈していました。
「ラティーナ」10月号は、「ふわふわの音楽」と題して、イ・ラン、アディティア・ソフィアン、ベッチ・アミンへのインタビューにディスクガイドを添えた特集が気になったのだけど、他にもサラヴァレーベル50周年に寄せた松山晋也さんの文章が掲載されている。読んでいて、言葉や盤の選びかたが雑だなと思えるものがあって、見上げるように(ページの上のほうに書いてあるから)筆者を確認すると、苦手なひとでした。ほんとうに相性がわるいのだろう。「わかる」ひとへの目配せがなぁ。文章テクニックだと言われそうだけど、それ括っていいのと思えるようなはしょりがあったり。
ネットにアップすることを前提に書いているので、個人情報流出防止のためもあり、あらかじめ匿名だったり、ごにょごにょとぼかして書いているのだけど、あとから自分で読んでも何のことだったかわからないことが多い。個人情報以外の部分で伝えられることがあるかもしれないというのがネットにアップする理由なので、それでいいのだが、個人的なメモとしては役に立ってくれない。符丁を決めておく、とか。 という訳で今日は朝からごにょごにょしていたものの目処が立ったところで、前に行ってみようとしたもののゲリラ豪雨に阻まれて行けなかった京阪「枚方市駅」前の「枚方T-SITE(蔦屋書店)」に行ってみることにした。きょうも雨になるという予報が出ていたし、帰るのが遅くなるということもあり、仮に雨でも阻まれない穏便な手段で。いちどナマで歌っているのを聞いてみたいと思っていた手嶌葵さんのインストアライヴがあるということを数日前に知って。鍼灸院でかかっていて知った映画音楽集がよかったのだけど、楚々としてとらえどころがないので、生身のひとであることを確かめたくて。 開始時刻まで数時間。大きな書店なら何時間でも平気と思っていたのだけど、梅田店と同じく、なかなか棚構成がつかめなくて、これはというものが見つからない。何度も行っていれば慣れるのだろうか。回廊式の梅田店よりは見やすかったけれど。
近くの公園でやっていた「オクトーバーフェス」を覗いたり、「サンマルクカフェ」で過ごしたりして、時間をつぶしてから、開始時刻30分前に戻ったら、長蛇の列が既に。なんとかちらっと見える位置に。オオニシユウスケさんのギターをバックに、ベッド・ミドラーの "The Rose" でスタート。新譜『青い図書室』から3曲。消え入りそうな、でも楽しそうな声で好きな本の話をまじえながら。加藤登紀子さんが提供してるんやね。「間違えちゃった」と最初からやり直されたのを見て、あ、生身のひとだ、なんて。最後も映画音楽で、マリリン・モンローが『お熱いのがお好き』で歌っていることでも知られている "I Wanna Be Loved By You"。客席に問いかけたり、いじったりしないだけでも、控えめなひとという印象。 これといったものが見つからなかったのだけど、インストアライヴのときに立っていた位置から、谷口蘭さんが表紙の本が見えた。ので、買って帰りました。なんでオマエの本棚にそれがと訝しがられるような本だけど、谷口蘭本を集めるのが数少ない趣味なもので。というか、目がわるいのによく見つけられるな。 |
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