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2016年4月17日〜2016年4月23日


4月17日(日) 【▼ぐりぐらメモ/2016年4月17日】
 引き続き、出かける気持ちになれないが、出かけないでいることも落ち着かないので、暖かいうちにと午後遅く出る。テレビドラマに映っていた場所を通ったりしながら、例によってあてどなく自転車を走らせていたら、行ってしまおうかどうしようかと迷っていた二駅向こうの書店の近くに思いがけず出た。そこに入荷するはずの本はまだ出ていなかったけれど。その他、ちょっと気になっていたものを覗いたり、支払いを済ませたり。

 外に出ている間、ずっと、送別会のため金曜日のその時間には聞けず、きのうも夜、寝床に入ってから聞き始めたものの途中で眠ってしまったラジオ関西「夜のピンチヒッター」今シーズンの第一回放送を聞いていた。mp3ファイルをiPad miniに移すのがまどろっこしくて、ラジオを持ち出して。このmp3留守録ができるラジオは、もとは言えば、「夜のピンチヒッター」がきっかけで買ったのでした。番組が始まった頃は忙しく、残業続き。残念だけど聞かれへんなぁなんて言っていたら、そんなこと言わずにとmp3ファイルが直球で送られてきまして、「はっ」と思わず自分で口にして反省しまして、それで。ただ、このタイミングで買ったことで、思わぬ落とし穴が。既にテレビは地上波デジタルへの移行が進んでおり、それまでのラジオにはおまけのように付いていたテレビ音声が聞ける帯域がカットされていたのでした。

4月18日(月)
[一回休み]
4月19日(火)
[一回休み]
4月20日(水)
[一回休み]
4月21日(木)
[一回休み]
4月22日(金)
[一回休み]
4月23日(土) 【▼ぐりぐらメモ/2016年4月23日】
 4月から運用開始になった新システムでの最初の案件がようやく手を離れ、合間に進めていた2年越しの長期課題も一区切りついたのだけど、先週に続いて、来週また最終出社のひとが居ることもあり、心が晴れない。今週はひさしぶりに、月から金まで残業になって、他のことが何もできなかったのだが、休みのきょうも、近所のスーパー以外に出かけることなく。

 忙しくなると、カバンを重くする病もひさしぶりに。本や雑誌をついつい買い、それらを入れっぱなしにして、持ち歩くから。

 火曜日、仕事場の売店で、「dancyu」5月号。「六曜社」の記事が載っていると知り、手に取ったのだけど、「食」の一文字使いは分不相応なので、立ち読みだけしようと思っていた。読み始めると、これは手元に置いておきたい記事だと思い、買うことに。見出しにも抜かれているけれど、「居心地のいい喫茶店であることが一番で、コーヒーはその次」とある。居心地のいい喫茶店であることには、音楽と出会えるということが含まれている。「街の喫茶店で流れている音楽に耳を傾けて、『これは誰の曲だろう?』とか思う時間がいいんですよね。マスターに『これ誰ですか?』って訊いたりね。帰りにレコード屋でそのレコードを買って帰るなんてことがあったら嬉しい」。ずっと行けていないけれど、先週、休まなくてはならなくなった日に行けば良かった。
 通勤路の途中駅近くの書店に、「ガケ書房」「ホホホ座」店長、山下賢二さんの本『ガケ書房の頃』
が入ったことをツイッターで知ったので、金曜日に途中下車して、寄った。夏葉社の本を置いている沿線書店が、阪急京都線には知っている限りで二店ある。田口史人さんの『レコードと暮らし』は、金曜日に寄った店で見つけられず、もうひとつの店で買った。だからという訳ではないけれど、今回はここで買おうと思っていた。
 一緒に、「レコードコレクターズ」5月号も。特集の「70年代プログレッシヴロックの叙情性」は、デイヴィッド・ボウイ追悼号のときに延期になった企画だったと思う。叙情性に重きを置くことはないけれど、ピーター・ガブリエル時期でいちばん好きなアルバムと過渡期のライヴアルバムがアルバムガイドに選ばれているので、否定はできない。でも、買ったのはどちらかと言えば、カメラマン、ゲレット・マンコウィッツの連載がケイト・ブッシュの回での1枚目日本盤で使われた写真のアウトテイク…が理由ではなくて、ギャラガー&ライルやキャメルの記事があることなど、で。
 Lマガジン社の『歩いてめぐる神戸本』も。前に出ていたものの改訂版かと思ったが、前のは『ひとりで歩く神戸本』だった。安田謙一さんの記事もある。

 餞別コンピのため、という口実でパソコンやハードディスクに残っているものをあれこれあれこれひたすら聞いていた。今回はいままでも結構渡している相手なので、最近聞いているものに落ち着きそうだけど、せっかくなので、ライナーノートを書いている作品から2枚をメインにしようか、と、追加注文したものもきょう届いた。

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2016 Kijima, Hebon-shiki