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2015年7月12日〜2015年7月18日


7月12日(日) 【▼ぐりぐらメモ/2015年7月12日】
 きょうは衣住系の日でした。午後から、髪を切り、図書館で本を借り(あ、これは衣住系ではない)、ホームセンターで調達し、服を買い、隣町の骨董品店の場所を確かめに行って(日曜日は休みだった)、レンタルビデオ店で、山本精一主題歌、谷口蘭出演の映画『恋につきもの』のDVDを借りて(これも非衣住系)、帰宅。しかし、帰ると、暑くて、何もする気が起きない。
 きのうは安さに文句を言ったけど、その安さにつけこんだメーカーのおかげでなんとか新調できてる、という。収入が今の状態で、この価格で買えなかったら、どうしただろう、それなりにやっていたのだろうかということはよく考える。

 図書館『図書館の水源郷』を、明け方に聞いていた。近所のことなのに休みの日や夏休みだから見つけられた、ような感覚や佇まいが、どの歌からも伝わってくる。歌詞のそこここで「水」が出てきて、タイトルもそうだし、意識されてるのかな、と思う。光も風も水面から受け取ることで、あえて俯瞰しないかんじが涼やかなかんじを生んでいる、とも。夏のアルバムというかんじもする。

 持ち歩き用にiPad miniにも移しておこうと思ったら、中継役のiTunesの画面が変わっている。どうやら、「Apple Music」利用のためにiCloud(通信サーバー)経由になっていると、直接転送することができないみたい。iCloud経由をオフにすると、Apple Musicで取得したものは消えます、と脅されたけど、ま、いいやと思い、オフにして、転送。ふたたび、iCloudをオンにしたとき、置き換えますか結合しますかと問われ、なんのことやら正確にはわからないが、とりあえず、手持ちのCDから移したものが、iTunesストアにあるものに置き換えられるのは困るので、結合を選んだら、Apple Musicから取り込んだものも残っていた。詳しいことを知ろうとすると、ものすごく面倒なのが困る。

7月13日(月)
[一回休み]
7月14日(火) 【▼ぐりぐらメモ/2015年7月14日】
 職場の送別会。人事異動で4月にユニットリーダーになってから、いいムードを作ってきていたのだけど、プレッシャーが大きかったみたい。残念です。Tレックス好きで、ラモーンズ好きで、ネオモッズ好きなので、餞別コンピやら雑誌記事集でも、と思って少し準備をしていたのだけど、このところ帰宅後は前述のとおり、ぐったりしていて、何もできなかった。これはと思ったものは既にあれこれ聞いてもらっているので、付け加えることはなかったのだけど。気に入ってもらったゲス・フーの "10" を頭ん中で鳴らしながら送り出しました。
7月15日(水) 【▼ぐりぐらメモ/2015年7月15日】
 北堀江「アオツキ書房」でのオクノ修さんと池間由布子さんのライヴ。西大橋駅近くのコンビニ前で、Wi-Fiを使って、7時のニュースを確認。ハードルを下げるだけで展望を感じない安保関連法案の衆院特別委採決が行われていたから。反対するだけではダメという意見もあるけれど、危険を予感させるものには注意を促すだけでいい(政治家はそれではダメだけど)。一般人は管理運営側に対してはクレーマーであってよい、と思っている。それに応えるのが政治家の役目で、それができて初めて「由らしむべし知らしむべからず」が成り立つ。問答無用で従わせるのだ、ということではない。ハードルを下げることに専心する政治家は、あとさきのことを考えられないということなので、信用できない。信用できないから、足枷が必要なのだ。堂々巡りのようだけど。

 オクノさんの歌を聞くのはひさしぶり。いっとき歌のほうは休まれていて、数年前から再開されたのだと思う。でも、なかなか行ける機会がなくて。と思ったら、アオツキ書房の方によれば、水曜日しか動けないのだという。聞きたい好きなひとと気になっているけれどちゃんと聞けてないひとの組み合わせはとてもありがたい。池間由布子さんは、周囲でも好きなひとが何人かいるけれど、少し聞いた限りではピンとこなかったので、じっくり聞いてみたいと思っていたのでした。
 オクノさん、最初はギターの音数が少なくなったかなぁなんて思ったのだけど、それは錯覚で、歌から少し離れたところで、布石を打つようなかんじでした。歌は変わらず力強い。好きな曲をたくさん聞くことができた。
 池間さんや柴田聡子さんについて、「ライヴを見てみないとわからないことがある」と話されていた。ライヴを見て、録音物に含まれていない、あるいは含まれていても気付かなかったことに気付くことがある。池間さんの歌もそうでした。繊細なシンガーソングライター、ではなくて、全然。いたずらっぽいかんじ。ギターもちょっとざらっとしたかんじがあったし、「だぜ」と言い切ったり、「Say!」なんて煽ったり。気になった歌のほとんどは、池間さんファンのSさんによると、まだ盤に入っていない新しめの曲らしかった。オクノさんとの共演、コーディネートされた山本信記さんとの共演もあった。帰りに、耳に残っている詞をたよりに、「雨はやんだ」が入っている『エクスキューズ、ミイ』を買った。「だぜ」ソングです。植野隆司さんの「光輪」のカバーも聞けたのだけど、『しゅあろあろ』に入っているとは気が付かなかった。これも「最終電車」ソングのひとつ。

7月16日(木)
[一回休み]
7月17日(金) 【▼ぐりぐらメモ/2015年7月17日】
 先週末から急に暑くなったり、台風が来たりで、何もしていなくてもぐったり。朝早く起きた日には付近を歩くことを決めたけど、二日しか実行できなかった。一時間は長い。何処まで歩けばいいのかつかめていないので、半分のところで折り返すしかなく、コース的にはおもしろくない。毎回変えたいくらいだけど。

 木曜日と金曜日、台風通過。迫っていた木曜日よりも、通過しつつあった金曜日のほうが雨が強く、影響・被害も大きかった。金曜日の夜は、梅田に寄って帰ろうかなと思っていたのだけど。

7月18日(土) 【▼ぐりぐらメモ/2015年7月18日】
 朝、オムニバス映画『恋につきもの』をDVDで見る。原作のふみふみこ作品は読んでいないのだけど、主題歌が山本精一さん、3話のうちの一本の主演が谷口蘭さんということで、気になっていた。劇場公開時には見逃してしまったのだけど、その谷口さん主演の「豆腐の家」が、先日見た『息を殺して』と同じ五十嵐耕平監督作品ということで、改めて、借りてきた。「豆腐の家」は、工場、静かな空間、遠景の中の人物といった映像が『息を殺して』と共通しているけれど、封印していたものと再び出会うという点も重なる。音楽が鳴っているときだけ、谷口さん扮する登場人物がわずかにいきいきする、というところも。主題歌は、東京での上映の際の前売特典でmp3が配信されただけで、いまのところ手に入らないので、ICレコーダーに録音した。谷口さんが歌っている「豆腐の家」の挿入曲も。

 ICレコーダーには、アナログ盤を録音したものがちょいちょい入っている。リクエストがあったときに録音したもので、自分でも忘れていたりするので、たまに聞くと、驚く。

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2015 Kijima, Hebon-shiki